発売から数ヶ月たつものの、
依然として本のコンテンツ数が少ないiPadです。
(書籍アプリ等もありますが、絶対数が少ないと思います。
また、現状は月刊誌等が多く、文庫や専門書はまだまだ少ないです。)
そんな中、Google Booksがサービス開始しました。
書籍数が多い、日本の書籍がある等で期待されていましたが、
iPad用コンテンツ提供サービスとしてどこまでいいのかをまとめてみました。
■先に結論
- 日本語の書籍は確かに存在する!
(Amazon Kindleは少数、iBook Store(Apple)は皆無) - 全画面表示に近い形で表示可能。まぁまぁ見やすい。
- 画像(またはPDF)形式で表示。拡大・縮小も可能。
- 一応オフラインでも閲覧できる・・・
が、オンラインで一度ページを開いておく必要がある。
正直なところ、モバイル利用としては不便。
■まずはiPadでアクセスしてみる
iPadでGoogle Booksに(Google ブックス)アクセスすると、
下図のような画面が表示されます。
おお、ちゃんと表紙とかも表示されている!
日本語の本も(種類は偏っていますが)まぁまぁ冊数があります。
■本を表示する
さっそく、一冊表示してみましょう。
こんな感じで、結構いい感じに表示されます。
無線LAN環境(フレッツ光を利用)であれば、表示まで1秒もかかりませんでした。
また、「目次」の左にある「□」マークを押すことで
全画面表示にすることができます。
iPadであれば、これでも十分読める大きさでした。
(iPhoneなら拡大しないと無理ですが・・・)
なお、次のページの上部分(ちょっとだけ)が
画面下の方に表示されていますね。
これのおかげで「横書きの文章は」読みやすかったです。
当たり前ですが、縦書きの場合は効果なかったですね・・・。
■オフライン(無線LANをオフにして)表示する
モバイル利用するiPadやKindle。
いつでもどこでも読みたい本を読めることが、これらのデバイスの強みです。
モバイル利用の場合は電波がつながらないこともあるため、
オフライン時にも閲覧できるかがポイントとなります。
そこで、iPadの無線LANをオフにして閲覧してみました。
結果は、
「一度表示したページは見ることが出来るが、いつまで表示できるか不明」
「一括ダウンロードはできない」
ということで、オフライン利用はかなり厳しいということがわかりました。
■まとめ
購入した本だけでもいいので、
アプリ等を使って本をダウンロードできるようになればいいんですが、
現状は、「Google BooksをiPadで閲覧することは不便すぎる」と思います。
PC用であれば、Google Booksのコンテンツを
ダウンロードするソフトが発売されている(GooReader:http://www.gooreader.com/)ので、
将来的にiPad版ダウンロードアプリもどこかの有志が開発するかもしれませんが・・・。
「とりあえず見ることができる」ので、希望はあるんじゃないかなぁと思っています。
■補足
ePub形式で保存された本であれば、
ダウンロードしてiPadに格納することができるようです。
・・・が、ePub形式の日本語書籍を見つけることが出来ませんでした。。。
とすると、PC用ダウンロードソフトを使って一度ダウンロードしてから
iPadに転送するしかないのかもしれませんね。
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