持っている本を電子化し、いつでも持ち歩こう(本 電子化のススメ)

iPadで読むコンテンツは、今は正直少ないです。
というのも、iBook Storeが日本で本格展開されておらず、
かといって各出版社から最新書籍のPDFによる販売等がされていないからです。

本のアプリはいくつか販売されているようですが、
本の管理という観点からアプリはあまりオススメできません。
それに、読みたいコンテンツがアプリ化されていない場合も多々あります。

そこで、読みたい本は自分でスキャンして、iPadで読めるようにしちゃいましょう!

まずはスキャンすることのメリットと、スキャンに向かない本について
誠 Biz.IDさんで書かれていたのでご紹介。

合わせて必要なモノや手順を簡単にご紹介します。

■書籍を「裁断→スキャン」して電子書籍端末で読むメリットとデメリット(外部リンク)

その1:スキャンするメリット、Kindleだとココがつらい
その2:スキャンすべきでない本

今後はスキャンのノウハウを書いてくれるらしいです。
納得できることが丁寧に書かれているので、
iPadをお持ちの方や本の置き場に困っている人は読んでみてください。

■必要なアクションは裁断とスキャン、まずはスキャナを!

本をPDFまたはJPGに変えることで、iPadで読めるようになります。

PDFまたはJPGに変えるための手順は大きく二つ。

  1. 裁断する(本の糊付け部分を切る)
  2. スキャンする
▼必要なもの

裁断に必要なものは裁断機。そのままですね。
僕が使っているものはカール事務器 ディスクカッター DC-210N(Amazonアフェリエイトあり)です。
これだと値段は大体1万3千円ぐらいです。

スキャンに必要なものはスキャナですが、
複数ページを高速で読み取れる「ドキュメントスキャナ」を使いましょう。
特に、FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500(Amazonアフェリエイトあり)
評判・使ってみた感想含めて超イイです。
値段は4万円ぐらいなので、ちょっとお金がかかります。
ちょっと高いなぁってことだったら、scanbooks.jpでドキュメントスキャナを借りれるようですよ。

■操作手順(詳細は必要に応じて記載)

※細かい操作手順は、誠 Biz.IDさんの投稿状況を見てから記載します。

hilock702がやっている操作手順をご紹介します。
FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500(Amazonアフェリエイトあり)カール事務器 ディスクカッター DC-210N(Amazonアフェリエイトあり) を持っている前提です。

また、ScanSnap S1500を新品で買うとついてくるAdobe Acrobat Standardも使います。

1. 本を20~30ページに分割し、裁断する

DC-210Nを使って裁断できるよう、20~30ページに分割しましょう。
このとき、できるだけページが曲がらないようにしましょう。
分割したら、後は糊付けされてる部分を一気に切る!

ちなみに、裁断するサービスもあります。
DC-N210が1万3千円くらいなので、
「お金」「場所」「今後使うかどうか」のポイントでサービスを利用するか考えましょう。

  • キンコーズ
    • メニューには無いけど、ハードカバーじゃなければ裁断してもらえる。
      一冊あたり150円。冊数が少なければココでさくっとできる。
  • scanbooks.jp
    • ハードカバーも含めて裁断してもらえる。一冊あたり110円。
2. 1ページずつめくり、のり(糊)を完全にはがす

一部のページは糊がまだ残っています。
この状況でスキャンすると複数枚同時にスキャンしてしまいます。
ScanSnapは複数枚同時にスキャンするとエラーを出してくれますが、
イチイチ直すのも面倒なので、スキャン前にはがして起きましょう。

3. ScanSnapでスキャンする

このとき、スキャンは必ずPDF・カラーでやりましょう。
後でJPGに変換できますし、最初からJPGにすると灰色がきれいにでません。

また、文字の大きさによってファイン~エクセレントを選べばよいです。
文字の大きな書籍ならファイン、
マンガや文字の小さな書籍はスーパーファイン、
楽譜はエクセレント、が僕の目安です。

4. ページを並べ、前ページあるか確認する

これはPDFの状態で確認しましょう。
抜けているページは、そのページだけスキャンし、
Adobe Acrobat Standardを使って挿入することが可能です。

PDFで良い場合(書籍など)はここで終了。

5. JPG出力をする

Adobe Acrobat Readerの書き出し機能を使って、
JPGで出力します。このとき、カバー以外のページは「グレースケール」で出力すれば
サイズがより小さくなり、iPadへの負荷が減るのでGoodです。

6. サイズ変換をする

最後にサイズをまとめましょう。
大体高さが1600pixelであれば、十分保存に耐えられると思います。
変換ソフトは、僕は「藤 -Resizer-」を使っています。

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