iPad・iPhone用の本を書く際、
注意しておきたいのが画像と表の配置です。
これによって文字が変な場所に飛んだりもするので、
どのように見えるかきちんと理解しておきましょう。
■例が長いので、先に結論
今回、色々例を使っているのでちょっと長いです。
そのため、画像や表を配置する際、気をつけるポイントを先に述べます。
- 描画領域
- iPad
- 縦表示:760×560
- 横表示:540×400(を2ページ表示)
- iPhone
- 縦表示:おおよそ360×250
- 横表示:おおよそ410×200(横長1ページ)
- iPad
- 縦・横表示による影響
- 縦・横を変えても文字の大きさは変わらない
- 縦または横の大きさを超える画像を表示した場合、縦横比を変えずに画像を縮小表示する
※但し、iPhoneに限り、画像に対して文字が回り込むよう設定している&画像の高さがオーバーしている場合、表示できない範囲を次ページに表示する。 - 画像(imgタグ)のheight・widthは画像には反映されないが、使わないほうが無難。
※文字の回りこみに影響する(しかも悪い方向に)ため。 - 表は横幅を超えても縮小されない。横表示にした場合にきれいに表示されるよう、表の横幅は最大400pxとすべき。
※高さを超えた場合は次ページに表示される。
※iPhoneの縦表示の場合は表が横に切れてしまうが、そもそも幅が狭いので諦める。
- ポイント
- 画像・表は幅を400px以下にしておきましょう。
- 画像に限ってはある程度縮小してくれるので、そんなに気を使わなくて良いです。
- 画像に対して文字を回り込みさせると、iPhoneで表示させるときに結構読みづらくなります。
■iPadで表示する場合の高さ・幅を知る
他の方のブログより拝借した画像で大変申し訳ないのですが、
大変いいものがあるので、こちらを使わせていただきます。
(もらった元を忘れてしまいました・・・)
先に結論を申し上げると、ポイントは以下となります。
- iBooksを縦表示した場合、描画領域は760×560
- iBooksを横表示した場合、描画領域は540×400(を2ページ表示)
- 縦・横を変えても文字の大きさは変わらない
- 縦または横の大きさを超える画像を表示した場合、縦横比を変えずに画像を縮小表示する
- 表の横幅がiBooksの幅を超えても縮小されない。横表示にした場合にきれいに表示されるよう、表の横幅は最大400pxとすべき。高さを超えた場合は次ページに表示される。
▼iBooksを縦表示した場合の幅(iPad)
▼iBooksを横表示した場合の幅(iPad)
■iPhoneで表示する場合の高さ・幅を知る
先に結論を申し上げると、ポイントは以下となります。
- iBooksを縦表示した場合、描画領域はおおよそ360×250
- iBooksを横表示した場合、描画領域はおおよそ410×200(横長1ページ)
- 表は横幅を超えても縮小されないのはiPadと同じ。横表示にされた場合にきれいに表示されるよう、表の横幅は最大400pxとすべき。縦表示にされたときは、幅が狭いので切れるのを覚悟しておく。
▼iBooksを縦表示した場合の幅(iPhone)
下図の右の画面は、横408pxの表を表示したものですが、横幅を超えている範囲は表示されておりません。
切れてしまった内容はスクロール等で表示されることも無く、
次ページにも表示されないので、一切閲覧することが出来ません。
(これはiPadの場合も同じ)
▼iBooksを横表示した場合の幅(iPhone)
iPhoneでiBooksを横表示すると、iPadの場合と異なり、1ページを横幅を広げて表示する形になります。
そのため、表の表示には強くなるのですが、画像は結構縮小されます。
文字は多く表示される気がするので、個人的にはコチラの方が読みやすいです。
なお、iPhoneの横表示の特徴として、「画像に対して文字が回りこむよう設定している&画像の高さが200px以上」の場合、画像が途中で切れ、残りが次ページに表示されるようになります。
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