iPad用ePub書籍の作成に苦しむ その1

今回はePub形式に落とすつもりが無い内容なので、
Webを意識した配置にしています。

※ePubに関する全体の目次はコチラ

■動機とか

iPadが日本でも今月末に発売されるということで、
僕たちでも本を世界に向けて出版することができるようになりそうです。
日本語版は、いろんな権利や調整等から、
本当に4月末には始まらないんじゃないかと思っていますが・・・。
それでも、iBookとApple Storeの開店はしてほしいなぁ。

このブログの内容を体系化して
本にしてみたらどうなるだろう?
出版費とかは?
開発環境ってどうやったら安くできる?
といろんな興味を持った
のがきっかけで、
このブログの内容をiPadで読める本にしよう!と意気込んでおります。
(まずはこのブログ自体、抜け漏れいっぱいなので、そこもなんとかしないと・・・ですが)

■苦しみその1 安定して、楽に作成できる環境ってないものか。。。

さっそく、少し調べてみました。
詳細はノウハウができてからまとめたいと思いますが、要点を書くと

▼ePubはHTMLとCSSを活用すればできるが、変換ツールがあるほうが簡単

これは朗報。極論を言えばテキストエディタでも作成できるってことです。
但し、ePub形式に変換する際にはちょっとしたコツが必要なので、
変換ツールを使うほうがよさそうです。

▼変換ツールはかなり不十分

hilock702はWordで文章を書くことに慣れています。
例えば、段落の設定とか、書式の設定とか。
ここからそのままで変換できれば・・・。と思っていましたが、
HTMLでできることはかなり制限されているのでうまくできませんでした。
⇒画像の配置が崩れる、段落設定が崩れる、等

じゃあ、HTMLで直接作った文章ならどうなるのか?
HTMLで作った文書をCalibreという文書管理・変換ツールに入れて変換しました。
(他にも無料のものを試していますが、今のところいいものは見つかっていません。)

◇Calibre

ファイルの配置しなおし、画像サイズの変換を自動で行ってくれます。
作者情報とかも結構入れやすくて好印象・・・だったのですが、
画像の<Align>設定が全部落ちる・・・。
個人的には文書を書く上で画像の配置って超重要なので、
とてもじゃないですが使えません。。。

(設定次第でどうにかなるのかな?)

次回はAdobe InDesign CS4の体験版で変換を試してみる予定です。
(ざっと英語版の仕様書を見たところ、見つけられなかったのですが。。。)
とはいえ、Adobe InDesign CD4は値段が高すぎるので、
hilock702の要件には合わない見込みです。

■今後出てきそうな苦しみ

今、日本語版ePub形式の仕様書が日本のチームから出されています。(まだ要求仕様書の段階なので、これから全世界に承認とかって流れになるんでしょうか?)
この要求仕様書が決まった段階で、少しフォーマットの修正とかePub内のファイルの配置変更とかが発生するんだろうなぁと思っています。
HTMLタグの一部禁止とか出ないことを願っていますが、果たしてどうなることか??

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