OSインストールしたらすぐにドライバをインストール&アップデート!

所要時間 1~2時間 ドライバを一つ入れるたびに再起動するため結構時間がかかります。Windows Updateもしましょう。
トラブル発生 しばしば発生 適切なドライバを見つけるのが大変。最低限以外は無視してもOK。
できる端末 PC サーバ以外のPCとUSBメモリが必要です。また、USB接続のマウスがあった方が楽です。

さて、Windows Home ServerがセットになっているPC(H340-S1等)は
大体の場合、OSをインストールすれば完了しますが、
X340(というか自作する場合)は、ここからが本番と言っても過言ではありません。

その作業とは、「ドライバのインストール」です。

ちなみに、ホームサーバ構築の目次はこちらです

■必要なドライバ(Windows Server2003/Windows XP用)の入手

OSインストール編でもお話しましたが、
Windows Home Serverインストール直後だと、各デバイス機能が動きません。
これらを有効にするため、ドライバをインストールしましょう。

ちなみに、X340の場合は「画面表示」と「マウス・キーボード操作」以外何もできません。。。
インターネットにつなぐことすらできないため、
別PCにてドライバを入手し、USBメモリでサーバにコピーする必要があります。

1. MSIのサイトからX340のWindows XP用ドライバを入手する

このドライバは、PCごとに、OSのバージョンに合った物を入手する必要があります。
Windows Home ServerはWindows Server 2003ベースのため、
対応したドライバがあまり無いです。X340も例に漏れずありません。

しかし、ご安心を。
Windows 2003 ServerにはWindows XP用のドライバが結構使えたりします。
ということで、今回はX340のWindows XP用のドライバを入手します。

ちなみに…
初期OS(XPやVista)以外をインストールすると
メーカサポートの対象外となります。
動かない場合は、自力でなんとかする根気と根性が必要です。

同じことで悩んでいる猛者が世の中にいますし、
一度動けば安定するので、動くまでGoogleで検索しまくってください。

別のPCを使ってmsiのサポートサイトから、下記ドライバをダウンロードしましょう。
※X340 Super以外のPCを使う場合は、各メーカのサポートサイトからダウンロードしてください。

画面真ん中あたりの「Driver」を押し、「Windows XP 32bit」が選択されていることを確認し、下記ドライバをダウンロードしてください。

  • Intel(R) 5 Series Chipset
  • Mobile Intel® GMA 4500MHD
  • Realtek HD Audio
  • Realtek LAN
  • Realtek Card Reader

※1:うまくいかなかったら、ご連絡頂ければ幸いです。
※2:無線LANドライバは、入れなくても問題無いです。(使わないので)

■USBメモリを使ってサーバにコピーし、各ドライバをインストールする

2. USBメモリに、ダウンロードしたドライバをサーバにコピーする

ダウンロードしたファイルはZip圧縮されていますが、
Windows Home Server上で解凍できるため、そのままコピーしましょう。

zip13. コピーしたファイルを解凍する

ドライバはZip圧縮されており、そのままではインストールすることができません。そこで、解凍する必要があります。

    1. 拡張子がZipのドライバファイルをダブルクリックする
    2. Zipファイルの中身が見えるので、「ファイル」→「すべて展開」を選択する
    3. 展開ウィザードが出てくるので、全て「次へ」を押す
    4. 完了したら、展開後のフォルダを開く


4. ドライバをインストールする

長かったドライバ戦争も、インストールすれば完了です。 どんどんインストールしましょう。
とはいえ、(一般的かどうかわかりませんが)順番があります。
「チップセット系」→「グラフィック系」→「その他」が王道らしいです。
ということで、以下の順番でインストールしてください。

  1. Intel(R) 5 Series Chipset
  2. Mobile Intel® GMA 4500MHD
  3. Realtek HD Audio
  4. Realtek LAN
  5. Realtek Card Reader

いくつかのドライバは、インストールすると再起動を求められます。
要求されるたびにきちんと再起動しておくのが紳士です。
(ずっと同じ状態で使うものなので、無理なくインストールしておきましょう)

DeviceDriver さて、全てのインストールが終わり、再起動が完了しても、
「High Defnition Audio」のドライバに”?”が付いているかと思います。(X340の場合)
これ、hilock702もうまくインストールできていないんですよねー。
無視しても問題ないので、そのままでいきましょう。

ちなみに、右図がhilock702の稼働中ホームサーバのデバイスマネージャです。
「ネットワークコントローラ」に”?”が付いているのは、無線LANのドライバをインストールしていないためです。

■Windows アップデートの実施

5. Windows Updateを「高速」で行う

これでようやくネットワークにつながるようになりました
「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windows Update」と選択し、
Windows Updateをしましょう。
※うまく進まない場合、ネットワーク接続ができているか確認してください。

アップデート方法は「高速」を選択し、全てインストールしてください。
IE8やWindows Search 4という「正直な所いらないもの(※)」が
一緒にインストールされてしまいますが、
サーバOSに対してWindows Updateは必須なので涙を呑んであきらめましょう。

※Windows Search 4.0を入れてからサーバの動作が遅くなったため、
僕は”カスタム”を使いアップデートを選択していますが・・・。
(アップデートのひとつであるPower Pack 3をインストールすると、
Windows 7との連携が良くなりますが、
Windows Search 4.0が必ずインストールされます。)

お疲れ様でした!無事に全てのアップデートが完了しましたか?
これでサーバが動くようになりました
次は基本設定やHDDの増設(接続)をしてみましょう。

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